只只

よ う こ そ お い で や す 。

GRXが発表

RICOHからGRXが発表された。

噂通り、レンズとセンサー一体型のものが出てきた。
噂レベルで勝手に想像していたのよりかなり不恰好な形をしていた。
だけど、色々と情報を調べて行くうちに、だんだん見慣れてきた。
そしてこのマニアックな仕様とデザインのカメラに、
どんどん魅力を感じ始めてるっす。・・・ほしい。


さて、このカメラの場合、
レンズではなくカメラユニットと呼ぶそうですね。
カメラユニットはレンズ+撮像素子+画像エンジンが一体化したもの。
一体化にするメリットは、
それぞれのレンズに最適な撮像素子を採用することが出来る、
レンズ交換時の埃問題も気にしないですむ。
(接続端子部分には専用のキャップがあるらしい。)
マウントとバックフォーカスの制約を受けずに済むのでコンパクト。
ということらしいす。
将来的なレンズ拡張の一例があげられてます。
「フルサイズセンサー搭載ポートレート撮影ユニット」
「超ワイド/パンフォーカスマクロ撮影ユニット」
「超望遠/高感度天体撮影ユニット」
「超高速連写スポーツ撮影ユニット」
「防水防塵ユニット」
「顕微鏡撮影に対応した教育用ユニット」
「医療用ユニット」
「動画撮影に特化したユニット」
更に、ユニットにはレンズだけとは限らず、
スキャナー、ストレージ、プリンター、プロジェクターなどの展開もあるとか。


で、
今回発表されたユニットは2種類。
標準マクロ : GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO と、
標準ズーム : RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC です。

カメラユニット:標準マクロ。

装着図。

トップビュー。


カメラユニット:標準ズーム。

装着図。

トップビュー。

ここで注目する点はレンズの、あ、基、ユニットの名前ですね。
標準マクロは「GR」、
標準ズームは「RICOH」となっている、
その意味は撮像素子のサイズにあります。
GR=高画質レンズとの証らしい。
撮像素子サイズはAPS-Cサイズです。
それに対して。
RICOH=高画質ではない証。
撮像素子サイズは1/1.7型なので、ハイエンドコンデジくらいの大きさだね。
GRやGXと同サイズで、CXよりは大きいサイズ。
つまりRICOH名ユニットだとGRやGX並みの画質だということっすね。
十分綺麗なんですが・・・。

それから、
ユニットによっても画素数なども違ってるね。
標準マクロ:1230万画素CMOS
標準ズーム:1000万画素CCD手振れ補正搭載 となってます。
ユニット名である程度判断も出来る。
“A12”は、APS-Cサイズで12Mピクセルの撮像素子を、
“S10”は小型サイズの10Mピクセルセンサーを、
“VC”は手ブレ補正機構搭載を示す。

その他仕様もユニット毎に変わってくる、むむむややこしい・・・。
まずHD動画撮影は標準マクロユニットのみ。
フォーカスリングがあるのは標準マクロユニットのみ。
連写枚数、M連写プレス撮影サイズの差。などなど。


一応まとめておこう。
●標準マクロ
 GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
 1230万画素CMOS
 HD動画撮影
 フォーカスリング
 74,800円 (ヨドバシ価格)

●標準ズーム
 RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC
 1000万画素CCD 
 CCDシフト式の手ぶれ補正機構
 39,800円 (ヨドバシ価格)

つまり仕様はユニットに依存することになるので、
覚えるのが大変そうだよね。
因みに、撮影設定等はユニット側にも保存出来るらしいです。


サイズと質量比較を。

GRX
113.9mm(W)x70.2mm(H)x28.9mm(D)
約325g(本体+標準ズームユニット)
約423g(本体+標準マクロユニット)

GX200
111.6mm(W)×58.0mm(H)×25.0mm(D)
約208g

E-P1
120.5mm(W)×70.0mm(H)×35.0mm(D)
約335g(本体)
約70g(M.ZUIKO 17mm F2.8)

GF1
119mm(W)×71mm(H)×36.3mm(D)
約285g(本体)
約100g(LUMIX G 20mm/F1.7)

ってな具合。


GXRの事ではないのだけど1つ残念な情報も。
GXRの登場でGXシリーズは終了らしい。
つまりGX300はもうでないって事。残念。
GRとCXは今後も継続と。


兎に角早く実機に触れてみたいぜ!
発売は12月上旬、もう直ぐだ!!


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